名古屋市鶴舞線いりなか駅近くの女性医師による精神科・心療内科|りさ杁中こころのクリニック

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不登校

不登校とは

「不登校」は状態であり、病名ではありませんが、不登校の背景にこころの病気が隠れていることがあります。うつ病,や気分変調症、双極性障害といった気分障害や、パニック症や社交不安症などの不安症、身体表現性障害(身体的な異常がないのに、頭痛や腹痛などがみられる)、自閉スペクトラム症や注意欠陥多動性障害といった神経発達症の他、これらの疾患がみられない場合は適応障害(学校への不適応)といった診断がつくことがあります。

不登校の治療

何らかの診断がついた場合には、各疾患に対する治療を行います。不安症であれば認知行動療法、うつ病であれば認知行動療法や対人関係療法が効果があるとされています。身体表現性障害の場合には、身体症状(頭痛や腹痛)の背景にある困りごとや感情を探ったりします。適応障害の場合には、何に対しての不適応なのか具体化し、親御さん(場合によっては学校関係者)の協力も得ながら、適応するための方法を検討します。

当院における不登校診療の工夫

家族面談の併用
思春期のこころの問題では、本人との面談だけでなく、ご家族の協力も必要なことが多いものです。不登校の状態を乗り越えるために、ご家族がどのように対応していけば良いか、具体的な話を伺いながら一緒に検討していきます。

疾患に合わせた精神療法のアプローチ
背景にこころの病気がある場合には、疾患に合わせた精神療法を行います。

病態に合わせた登校刺激の検討
不登校の子どもに登校を促す行動をすることを、「登校刺激」と呼びます。どのタイミングでどのような声かけで登校刺激をするかは、不登校の期間や疾患の程度、親子の関係性にもよるため、具体的な話を伺いながら検討していきます。

描画などを用いた感情表出の促し
思春期の時期には言葉で自分の感情をうまく表現できないことも多いため、描画などを併用することもあります。

リスクを配慮した薬物療法の併用
思春期の患者さんは成人の方と比べると抗うつ薬や安定剤で副作用が生じやすいと報告されています。一方で、何らかの薬を使用した方が不登校が改善されやすいという報告もあります。漢方薬や消化管運動調整剤なども症状に応じて提案していきます。

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